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青「たっちょーん！次体育やで。
そこで何しとんの？」
緑「え、っと……巣作り中！」
青「…あっそ」
…ヤスの冷たい返事にも負けへん！
僕は今、教室の片隅で自分の体操服とかを置いて巣作り中。
とは言っても僕みたいに着替える人はいないから何か僕だけポツーン。
イジメられっ子みたい…。
でもイジメられてへんし
いっつもこーゆう着替え方しとるから
めげたりせーへん！
周りはもう着替え終わり始めて教室を出て行くからめっちゃ好都合。
けど皆に背中向けるようにして
ベストのボタンを外した。
そんでワイシャツにも手をかけて
全部ボタンを外し終えて現れた僕の体は…
緑「…っ！」
たぷ…ってしとる。
重力に逆らえへんお肉がついてて…
こんなんじゃ亮ちゃんに見せられへーん…！！
食べて下さい、って言うてるもんやろ…！
……ダイエットせな…っ！
僕は急いでワイシャツを脱ぎ体操服に着替えて、下も着替えて、脱いだ制服を畳んだ。
ふ、と後ろに振り返れば誰もいない。
緑「…また僕遅い…。」
そんないつもの独り言を呟いて
急ぎ足で教室を出れば…
黄「どんだけ人の事待たすねん」
扉の所に腕を組みながら寄りかかっている亮ちゃんがいた。
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