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青「もぉー!2人して遅いねん!!
何やってたん?!」
黄「何もしてへんよ。」
そんなこんな色々と亮ちゃんと話しながらグランドに来たらヤスはなぜかご立腹。
何やら授業は体育祭の演習らしくて…
しかも変装の演習だとか。
青「やから説明しよーってずっと待ってた んやで?はい、ごめんなさいは?」
黄「……すんませんでした。」
だから気分良く亮ちゃんと僕に説明をしようとすれば、当の2人はずっと来ないと…。
……確かに怒るよね…。
けど!!亮ちゃんは全然悪くない!
僕だけが悪いんやもん!
緑「あの!分かっとると思うんやけど… 亮ちゃんは悪くないから!!
僕が遅かったのを亮ちゃんが…」
青「亮のジャージ着とるから説得力ないわ …どーせ、イチャついてたんやろ?」
う。…今日はめっちゃご機嫌ナナメや。
だからか、かなり怖い…。
思わず口ごもる僕の頭にぽん、って優しい温もり。
黄「…章ちゃん、ほんまゴメン。
説得聞かせて下さい」
それは紛れもなく大好きな人の手。
でもヤスにまた怒られると思って
亮ちゃんの手を下ろそうとしたら…
青「…分かった…。僕も変にキレてごめん なさい。…たっちょんもごめんな?」
…ヤスは全然怒らなかった。
むしろ、ごめんって言ってくれた。
緑「…なんで…?」
だからすごく不思議になれば
黄「…気にすんな」
って笑った亮ちゃんがいる。
……なんで?
気になるやんかぁー……!!!!
《章ちゃん?コイツにだけは当たらんで》
実は自分の恋愛が上手くいってない安田君はラブラブなお2人に嫉妬中。
―続―
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