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数分間言い合い、叩きあって疲れた所でようやく話を進める
…というか、この人本当に巫女なの…?
「はぁ…それにしても面倒くさいのが迷い込んだものね…貴方の名前は?」
蓮「…宇佐美 蓮子よ。気軽に蓮子って呼んで頂戴」
「気軽も何も、最初からそう呼ぶつもりよ。私は博麗 霊夢、この神社の巫女よ。私があんたを蓮子と呼ぶから、貴方も私を霊夢と呼びなさい」
蓮「はぁ…わかったわ」
とても巫女には見えない
霊「…本当なら、貴方を元の場所に送り届ける役をするんだけど…この幻想郷に来るには早すぎるからね…」
蓮「…元の場所…?幻想郷?」
幻想郷と言えば、私は何かを忘れているような…
幻想郷…? 幻想郷は私達秘封倶楽部が探し求めてた世界…私達?
私達…私と…誰かと一緒に探してて…
…ん…? あれ…?
蓮「……って、幻想郷!!?」
霊「…どうしたのよ…急に立ち上がって」
蓮「げげ…幻想郷って妖怪や神々が平和に暮らす理想郷の!?」
霊「そ、そうよ…よくしってるわね…」
…まさかこんな形で幻想郷に来てしまうとは
嗚呼、私が探し求めてた世界…でも、なんでか嬉しくない
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