秘封倶楽部

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蓮子は眠たそうにして私について来る 「蓮子大丈夫?すごく眠たそうだけど」 「大丈夫なわけないでしょ!!今はまだ日も上がっていない朝なのよ!」 蓮子は手に持っていた本を開き、何かを書きはじめる 「何を書いてるの?」 答えてもらえるとは思ってないが聞いてみる 「メリーへの愚痴よ。」 「成る程、ラブレターね。」 「何でそうなるのよ!!」 蓮子は顔を赤くして言う そんなに怒るような事だったかしら 「まぁまぁ、所で今は・・・・」 ・・・・ 「・・・? どうしたの? メリー?」 私はあまりもの事につい足を止めてしまった 「・・・蓮子、今目の前で起こっている事を正直に言うわ」 だって目の前には・・・ 「う、うん・・・。」 物凄く大きな・・・ 「今目の前には、とてつもなく大きな結界の隙間があるわ。」 木より遥かに大きな結界の隙間があるから 「とてつもなくって・・・それってこの木ぐらいの?」 「いいえ、それ以上。」 結界の奥には、かつて古びていた神社が真新しい状態で映っていた そして、そこには紅白の巫女が箒で掃除をしていた
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