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「つかさ、隼人さぁ~。その髪、セットすんの大変じゃね?」
「これ?別に?」
俺の髪は、茶髪に近い金。
それをワックスで無造作にまとめている。
そういう直は、黒髪で、自然にツンツンと立っている感じだ。
「隼人、昼飯は?」
「食った」
「マジかよ。俺まだだし」
「さっきの休憩時間で食った。腹減ってたから」
「じゃあ俺今から食うわ」
「おー」
…だりぃな。
勉強とか、別にしたくないし。
「隼人いる~?」
俺の名前が呼ばれる。
廊下の方に目を向けると、瞳が立っていた。
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