最凶

2/6
前へ
/6ページ
次へ
やっと元の場所に帰してもらったよ……。まぁ、帰してもらってもやることは変わんないんだけどさ。 とりあえずバイトしないと、明日の昼ご飯も買えない。 ってわけで、秀様のいるあのコンビニへ参るよ! ってかちょっと前、ノアとかいう糞作者にさらわれたせいか、多少のことにびびらなくなったよ!久保田にボディタッチされたらびびるけどな!! † ……あ、そーいや今日バイト休みだっけ。 んじゃ溜まってたテレビでも見るかー。今日は1日ニートライフをゆっくり過ごすかー。 ……と、その時。 ピーンポーン……。 うわもう誰だよ。俺の素敵なニートライフを邪魔した最悪な野郎は。 久保田とかだったら、原稿用紙280枚分の自伝書かせるし。出版して大衆の目に曝すっつー公開羞恥プレイするし。 ……そこにいたのは、コンビニの後輩(いや、年上なんだけど)の秀様だった。 「どうも」 パタン。 うん。あれは幻覚だ。俺疲れてるんだ。これはテレビなんか見てる場合じゃない。寝てやる。貪るように寝てやる。 「望月くん!何で閉めるのかなぁ!?」 「うわぁぁぁあぁ!!?山田家に望月なんて人はいませぇぇん!!」 「何で!?ここシモッティの弟の望月くんの家だよね!?」
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加