ハジマリ

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「でも、話したことないから分かんないよ。」 「だよね…。 でね、今度遊ぼうって言われたんだけど、ついてきてくれないかな。」 それって私が行ったらジャマなんじゃないかなって思ったけど、向こうも友達を連れてくるらしい。 「賢ちゃんには、私から言っとくから。」 賢ちゃんというのは私の彼氏だ。 賢ちゃんはミカの為だし行って来なよと言ってくれた。 そして、その日が来た。 ミカと2人で待ち合わせ場所に向かうと、すでにサトシ達が先に着いていた。遠目にサトシの友達が隣のクラスの純平だと分かった。
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