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「おはよ。早かったね。」
ケータイを見ると、15分前だった。
「サトシくん達の方が早いじゃん(笑)」
それから、軽く自己紹介をして、ファーストフードでお昼を食べることにした。注文が揃って席に着くと、サトシが
「今日は来てくれてありがとう。俺、本当は一回ミカちゃんにフラれたんだけど、諦められなくて…俺のこともっと知ってもらってからじゃないとって思って。俺、マジだから。」
と、私たちにお礼を言いながら、まっすぐミカを見て言った。ミカはよそ見をしていたが、耳が赤くなってるのが分かった。まだ、サトシくんのことはよく知らないけど、うまくいって欲しいと思った。
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