巻詩

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キミが 空の広さを教えてくれた キミが この世界を教えてくれた キミが この気持ちを教えてくれた キミが居たから 笑って 怒って 泣いて また笑って そんな喜怒哀楽を 感じる事が出来て 何の変哲も無い とても他愛の無い 別に何でも無い そんな在り来たりな 時間だったけれど キミが居れば 当たり前さえ大切で キミが居れば 何時も幸せで キミが居れば 心の底から笑う事が出来て 大好きだよ 本当に大好き 今でもずっと キミの事が好き この言葉は 結局最期まで 言えなかったけれど もう一度キミに逢えるのなら 今度こそ必ず この言葉を伝えよう 大好きだって 絶対伝えるから 今でも色褪せない 大好きなキミ 私の世界だった 大好きなキミ 目を閉じれば 瞼の裏に浮かぶ キミの笑顔 届きそうで届かない キミの笑顔 届きそうで届かない キミの手 届きそうで届かない キミ それはまるで キミがその広さを教えてくれた 夜空に浮かぶ 青い月のよう 掴めそうで掴めない 届きそうで届かない 触れそうで触れない だからこそ 綺麗で だからこそ 美しくて だからこそ 愛しい それこそが キミで それはまさに 青い月
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