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ブスッ
「ふぎゃぁぁあああ!!!!!!」
ジャックはルシファーの足に針を突き刺したのだった。
痛みで暴れるルシファーの背中からガスが落ちる。
「ガス、今のうちに逃げろ!」
ガスは急いで壁の穴に逃げ込んだ。
ルシファーは痛みに苦しんでいたが、ジャックを睨み付ける。
そして、襲いかかってきた。
「やばっ!!!」
ジャックは後退りしたのだが、後ろは壁。
絶体絶命の危機となり、思わず目を強く瞑った。
しかし、いくら経っても何も起きない。
「ルシファー?」
その聞きなれた声を聞くと共にジャックが目を開ける。
「おい、糞猫…こんなとこで何俺の友達苛めてんだよ?潰すぞオラ」
なんとフィリスがルシファーの首根っこを掴んでゆらゆらと揺らしていたのだ。
ジャックの絶体絶命の危機はフィリスによって助けられた。
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