第1章-崩壊-

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キーンコーンカーンコーン ようやく授業が終わり休み時間となった 次の授業は芸術 みんなそれぞれの科目の教室へと向かう 「ところでさっきの音なんだったんだ?」 「結局最後までずっと鳴ってたよね。授業に集中するどころの話じゃないよ全く」 「先生ほんとに聞こえなかったのか?」 「不思議だよねぇ。てか今日美術の提出日だ!早く完成させないと!」 「まだ描き終わってないのかよ。俺はあとは出すだけだから今日は暇だぜ」 「自慢か!」 「べーつにー。ただ見下してるだけだし」 「この野郎!」 よくある些細なじゃれあいがはじまった
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