第002話

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「俺達はこの大会に出場する」 隼人の台詞に驚いた。 だが、今は噛みしめて彼の言葉に耳を貸した。 「今はまだ戻る訳にはいかない。 万が一、お前達が俺たちを連れ戻したいなら、この大会に出てくることだ」 それだけ言うと隼人は背中を見せ再び歩き出した。 残されたのはNEOWBCという単語と輝。 そして、消えかかる夕日だけだった。
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