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「最小5人、最大9人ってわけかあ……
じゃあ続けるぜ。
『DH制度なし、開始時間は毎回12時。
コールド5回10点、7回7点。
ケガ人が出て5人を下回った場合はその時点で敗北。
6~9人から人数が減った場合はケガ人を退場し、打順は繰り上げて続行してもよい。
試合終了後、勝利したチームは敗北したチームから一名(コールド勝ちの時は二名)までを自軍へ引き入れ、チームの選手として次の試合から起用できる。』
……だって」
「試合終了後引き抜きできるってわけか。
参加してもし負けたら俺たちのチームも終りだろうな」
裏を返せばこの大会に出てくるタイタンズの傘下チーム全てを倒せば、
スターライツのメンバーを全員取り戻せる……
だが今居るメンバーのためにも出場を安易に取り決めるべきではないと星野は思った。
「今のまま参加するってのは無茶だろうな。
俺達だけじゃ決められないことだし皆で明日、河川敷に集まるか」
「まあ、輝がそういうなら。
でも隼人が出ろって言ったんだろ?
だったら俺は信じてもいいと思うぜ。あいつはチームを陥れるようなやつじゃないしな」
そう言って月島は自分の部屋に戻っていった。
「徹……。
そう、御堂はこのチームを一緒に作った仲間なんだ。
必ず連れ戻してみせる、他の四人も一緒に……」
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