プロローグ

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クスッ。 なぜか微笑するだけで質問には答えない。 聞こえてない……? そう思った2人はゆっくりと、女の子に近づいてみた。 小声でも話せる距離までで近づき、同じ質問を繰り返す。 2人を見上げていた女の子は可愛く笑いながら首を横に振り、それを否定した。 「じゃぁ、こんな時間に1人で遊びに来たのか?」 フリフリッと、先ほどと同じ動作をされ2人は少し困惑してくる。
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