プロローグ

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何分か、他愛のない会話が続く。 その時。唐突に――それは現れた。 一瞬だけ。ほんの一瞬だけ水面で反射している月光が、霞んだ。 「「え……?」」 頭で理解するよりも早く、2人の視線が横へと流れる。 2、3メートル先に居たのは、小さな小さな女の子だった。
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