彼女は笑った

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ピピピ! ピピピ! 目覚ましの音で目覚めた僕は、 モソモソと布団から這い出た。 「疲れた・・・」 昨日のバイトの疲れが 残ったままの身体を起こし、 キッチンへと向かう。 「朝飯・・・ あーコンビニで貰うの忘れてた、 はぁー・・・」 そう、僕はいつもバイト先のコンビニで 賞味期限ギリギリの 売れ残ったパン等を貰ったりして、 お金をあまり遣わず生活している。 特に貧乏って訳ではないが 一人暮らしの為、節約をしている。 家はお祖父ちゃんの家で、 今は僕1人だけが住んでいる。 「今日は、いいか・・・」 制服へと着替えた僕は 鳴るお腹を押さえ、学校へと向かった。
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