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RYUICHI単独
―詞は、いつ頃から書きはじめたの?
「紙に書き始めたのは中学生の頃かな。でも小さい頃からそういうことは好きだったし、いつからとも言えないな。」
―見えない力として自然のバイオリズムを感じることもあるしね。ところでクリスタルを身につけてるのは、どんないきさで?
「お守りにする気はないし、頼ってしまうのが怖いから、それは避けている面もある。だから、感じるものがある中で一番好きな“物”であり、変な言い方だけど友達になれるっていうか、“こいつ、いいヤツ”みたいな。俺はアクセサリーにしてもヘアスタイルや衣裳にしても、理由がないとキレイに着こなせないんですよ。モデルじゃないから。例えば髪を立てるにしても、重力に逆らいたいという心理があったり。そうじゃないと“髪を立ててカッコイイのか?”って話になる。」
祈「ギクッ!(と、同室で髪を立てていた手を止める)」
「それをキレイに演じられる人もいるけど(笑)、それは才能で、俺の中にはないし。ある程度は自分で納得しないと自信のある顔で人前に立てないし、その自信の裏づけがあればいつでもステージに立てるし、いつでも“押し寄せる忘却のベール”と闘える。それを確かめながら進んでいる、というところもあるんです、俺は。」
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