青明寺浦正

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俺はまだプロレスラーになるのを諦めていない。短大を卒業してからずっとプロテストを受けてる。 でもバイトだけで生活するのも苦しいから、ひとまずなにか定職に就こう ということで、もともと腕力と体力にはそれなりに自信があったし、体も鍛えられるということで今の職についたというワケ。 今では以前より体格もよくなってるし、時間を惜しむ仕事だから早弁も得意になった。 ピリリリリリ ピリリリ ピッ 「もしもし?…あ、いや今からそっちに帰るところでっ …だーかーら、道草なんかくってねえってば!帰る帰る!…朝までには帰っから、な?…おう、おう。…うん、じゃあな」 ピッ 「やべ、あいつ明日くるとか言ってたのにっ」 おいおい、今日きたのかよ!早く帰んなきゃっ  
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