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「……………願い…?」
銀時がそう問うと
総悟は苦笑いを浮かべこう答える
「へぃ。まぁ、俺も近藤さんの変わりにはいさようならーなんて納得いかねぇんでさ。他の隊士達や土方さんも…だから、隙を見計らって一斉に切り込みにいくって話になりやしてね。
どのみち、俺ぁ死ぬんだろうけどねぃ…だからね…銀時…
俺が死んでも泣かないでくだせぇ。それが約束。」
「………そんな…そんな約束できっかよ!ゴリラ助けて、いつも見たくかっこよく剣奮って、全員を薙ぎ倒して………それ、で…笑顔で…生きて帰ってきてくれよ!」
そう言う銀時を見て総悟は空を仰ぎ見ながらこう話す
「…見てくだせぇ、銀時。今日は星が綺麗ですぜ。………もし、俺が死んだらあの星の一部になれるんですかねぃ?
なんて…なにロマンチックなことを言ってんだ、俺ァ…
でもね、銀時。俺死ぬなら銀時のためだけにいつもキラキラ輝ける存在でいたいんでさぁ
だから、俺自身は死んでも心は銀時のために生き続ける。
俺の心は、銀時の中で生き続ける。だから、悲しまないでくだせぇよ?」
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