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――…
「ありがとうございやす//」
純銀のリングを貰い、幸せそうに微笑むとゆっくり銀時に抱き着く
抱き着かれた銀時は嬉しそうに笑顔を零すと優しく総悟を包み込んだ
その状態でしばらく幸せを噛み締めていると、突然総悟が口を開いた
「銀時………
………抱いてくだせぇ…」
予想もしなかった一言に銀時は目を丸くする
「初めて好きな人と過ごす誕生日だから…だから好きな人に抱かれたいんでさぁ…」
こう言葉を続ける総悟に銀時は嬉しくなった
…―初めて、好きな人と過ごす誕生日―…
銀時は何も言わず頷くと
総悟を寝室に連れていき、布団の上で熱い口づけを何度も落とす
初めて好きな人に抱かれる感覚に総悟は涙する
その涙の美しさに微笑みを零し、優しく…優しく繋がった
二人はこんな日がずっと、ずっと続けばいいのにと願っていた
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