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「お友達問題?」
「う、うん」
「そっか。
何かあったの?」
「…。
なんで、そんなに優しいの?」
「俺?これが普通だけど。」
「もう、昨日といい、今日といい。友香ちゃんのいろいろな表情見ちゃったし、この際、話しちゃいなよ。」
「う、うん」
私は、何故か、安心して、成瀬くんに話始めた。
やっぱり屋上には不思議と素直になれる秘密があるみたい。
「ふぅん、そっか。
友香ちゃん、ここでは普通に話せるのにね」
「う、うん。」
「俺もそうだけど、教室っていう場所がいけないんじゃないの?」
「うん?」
始めてそんな意見を、言われた。
「何かと、窮屈だよね、あそこ。」
「あはは」
「ガヤガヤうるさいし、気づくといろんな奴話かけてくるしさ、たまに一人になりてぇ、って思うもん」
「いや、私は逆にお友達に話かけられたいよ。」
「友香ちゃん、きっと、変に、しなきゃいけない、って思いすぎじゃない?」
「う、うん」
「上手に話せなくてもいいんじゃない?」
「でも、いわなきゃ、伝わらないから、友香ちゃんらしく伝えたら?」
「う、うん」
「成瀬くんて。」
「ん?」
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