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ルイ「そうか…脱出か…、では取り引きといこうか?君達にこれを渡そう…」
ルイは小型のアーム型コンピューターを6つ出し、後光るボールを6つ渡した。
和夜「なぁ?これなんだ?しかも6つあるんだが?」
ルイ「6つ出したのは、2つはお前達のだ!後は好きに使えば良い…まだ仲間も居るだろうからな。」
佳那「これは一体…何?」
六個の光るボールを手に取って見せた。
ルイ「良いか、この世界は魔界、悪魔達の住処だ…君達人間が生身でこの魔界を旅するのは不可能だ!!しかし、これがあれば悪魔達と会話が出来るだけでなく、この六個のボールには君達を守る守護霊が付いて居る…」
和夜「じゃあ!これさえあれば脱出出来るんだな!!」
ルイ「話を聞け!!それを付けたぐらいでは脱出は不可能だ…。」
和夜「何故だよ?」
ルイ「魔界には各ゲートが存在するそれを開けるには私の魔力が必要になる…しかし、敵に私の魔力を奪われ八つの宝玉にし各ゲートに居る配下に渡したらしい…今、現在配下の一人が体育館に居るようだがな…」
和夜「体育館…か、行こうぜ!!」
佳那「でも話が途中じゃあ?」
和夜「そうだったな?で守護霊ってどうするんだよ?
ルイ「一度死ねば良い!!この世界では君達の肉体は滅ぶ事も無い、一度死ぬ事で守護霊が新しく付くようになって居るのだから…しかし何回も死ねば霊体はどんどん弱くなる強くなる為には死なず…それは君達次第だな。」
和夜「死ぬって…」
ルイ「安心したまえ、この魔界で死んでも肉体に影響はない。」
佳那「わかりました。行こう体育館へ!」
ルイ「待ちなさい!君達武器も無く戦うのかね?」
和夜「そうか、武器ねぇよな…」
ルイ「体育館へ続く廊下の各部室に武器があるはずだ。」
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