~序章~悪魔召喚プログラム

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西暦3000年地球は文化の極みに達していた。 しかし、まだ人類は知るよしもなかった強大な闇が地球に迫って来ている事を… 地球日本…今や東京都を支配するグループ、鳴神(ナルカミ)財閥によって支配されていた。 貧困層と裕福層が完全に割れ貧困層はますます広まっていった そんな中でもある地区には裕福層と貧困層とが一緒に勉学できる学園都市があった 鳴神学園…貧困も裕福も関係ない、力、知力、体力、速さ、運を兼ね備えた者だけが入れる学園… 始まりは、三年の居る校舎のコンピューター室から始まる。 手を出してはならない物に手を出すとどうなるか…未来はわからない。 カタカタカタカタ(パソコンを打つ音) 謎の声「まだ完成しないのですか!!」 生徒「うるせぇなぁ!ちょっと黙ってろ!!それよりこれが完成したら約束の物渡せよな!!」 謎の声「何度も言ってますが!!契約どうり完成したら約束の物はお渡ししますよ!!早く完成させなさい!」 生徒「ちっ!」 パソコンの画面には怪しげな文字と紋章が浮かんでいた 生徒「後…これだけだ!!」 カチッ…ピーッ 生徒「完成した…悪魔召喚プログラム、これで俺は……」謎の声「完成したかね…では約束通り…」 生徒「くれるのか!?」 カチッ… 生徒「なんの真似だよあんた!まさか!!」 謎の声「これを知り得るのは私と君だけだからね…まぁ、あの世で王にでもなりたまえ…」 生徒「鳴神ーっ!!」 ドゥーン… 生徒「こん…な……、済まない……紗奈。」 ドサッと生徒は倒れ周りには大量の血が流れだしていた… 鳴神「ふんっ!!神になるのは私一人で充分だよ…さようなら。」 そう言うと鳴神はコンピューター室に爆弾を置き出て行った… 時間は五分… 生徒「はぁ…はぁ…許さない…鳴神も…全ての人間を抹殺してやる…だから…悪魔召喚プログラムよ……俺の命と引き換えに…その…力を……はっ!!」 ドッカーン…コンピューター室もろとも爆発してしまったのだった。
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