6~二階堂編~

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電話のやりとりを聞きながら、 『明日、どうなっても知らないぞ』と一人、ほくそ笑む。 電話したのは、真中だからな。 「とりあえず、寝るぞ」 時間も遅いし、何より明日は早そうだ。 「ベットはあっち・・私はこっち」 ソファーを指さして、移動しようとする真中。 「ベットがあるのにわざわざソファーで寝る奴があるか。 行くぞ」 「だって・・・」 また、元彼か・・・ 仕方がない。 「うぉ!何!」 抱きかかえると可愛げのない声を出す真中。 「俺(様)が、寝るベットだ」 そう言うと、脱力感丸出しで笑う真中。 ベットに連れて下ろしたと同時位に眠りに着く。 「プッ」 早すぎだろ。 某キャラクターより早い、神業を見せつけられ噴き出す。 それでも、しっかり俺の・・・ 元彼の服を握りしめてる手がいとおしく感じた。
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