2~河野編~

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突然、真中先輩が席を外した。 そう言えば、彼氏と別れたんだよね、あの人。 偶然知ったんだけど。 でも、あの年で彼氏と別れるとか、マジあり得ないよね。 この先、出会いあるかもわかんないのに。 「河野、部長が呼んでるぞ」 突然、課長に呼ばれそのまま部長にお酌するように言われる。 ちょっと・・ まだ、全然話してないんですけど! 課長も席外すし! 「河野も今回は、よくやってくれたよ」 部長のどうでもいい、話しに愛想笑いしつつ、課長が戻って来ない事にイライラする。 「部長・・すみません。 化粧室に行ってきますんで」 親父にはこの手が一番! 何か、ニヤニヤしながら、解放してくれた。 あ~も~! 課長の爪の垢でも煎じて飲ませたいくらい! 爽やかさにかけるんだから!
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