3~まったり編~

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「うわぁ・・・」 あれからすぐに出発して、車で揺られる事1時間と少し。 目の前に『滝』 「すごい・・・」 「近くまで行ってみるか?」 スッと出された左手。 おずおずとその手を握ると、何も言わず滝壺の方へ歩いて行く。 顔が火照ってる。 手を繋いでるだけじゃない! それでも、それだけでもドキドキする。 その火照った顔を水しぶきがほどよく冷やしてくれる。 こんな間近で滝を見るの初めてかもしれない。 荒々しい滝じゃないけれど、 それでも結構な水量が上から落ちてくる。 滝壺は濃い色。 結構深いんだろうな。
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