1~立花編~

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散々、呑んで泣きながら眠る真中を見て、また怒りがこみ上げる。 不器用な子だから。 真中なりに、香川が好きで居てくれる自分でいたくて、仕事一生懸命だった。 恋愛の為に仕事を頑張るのってどう?って常々言ってたけど、それでも何かの目標があるのはいい事だって、何も言わなかったのに・・ 「夢でも泣くか・・・」 寝てる真中の頬に流れ落ちた涙を拭う。
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