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僕はある行動を起こしました。
「なに、また来たの?」
彼は呆れたように言いました。
「ルシフェルさん、嫉妬が度を過ぎると、どうなるかわかりますか?」
「そんなの、知るわけないじゃないか」
彼は、僕を嘲るような笑みを浮かべます。
「・・・狂気に変わるんです。だから・・・・ルシフェルさん、僕のために・・・死んで下さい」
僕は一丁の銃を彼の額に突き付けて、引金に指をかけました。
「そんな物で、俺を殺せると思っているの?」
「・・・思っていません、でもためしてみる価値はあると思ったんです」
パァン
僕は引金を引きました。
彼の血や脳ミソが飛び散り、僕も赤く染まりました。
それでも、彼には効きかなくて・・・。
「痛いなぁ、俺にこんなことして、どうするの?」
「貴方の頭をふっ飛ばした代償として、僕に同じことをして下さい」
彼は、心底驚いたような顔をしました。
「お前は、俺に人間を殺せと言うのか?」
「はい、今更、躊躇うこともないでしょう?
貴方は“人間を愛せ”と言った神に逆らい、人間を憎んだ“反逆”と言う罪を犯した罪人なんですから」
彼は僕の手から銃を奪い取り、僕を押し倒してから頭に銃を突き付け“なんて、愚かなんだ”そう言って引金を引いてくれました。
End
あとがきらしきもの→
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