彼女目線

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悪魔にしか見えない彼の背中。 その背中にはきっとドス黒い翼が生えているのでしょう? 彼は狂ってる。 私は知ってる、最初はそうでもなくて、真面目な純粋の愛を知っている好青年。だから、惹かれた 彼はいつ狂った?昔の彼も今の彼も同一人物なんだよ だけど彼を狂わせたのは 私だ―。 彼と付き合い半年をすぎて、私はネットでとあるホームページを見た。 その瞬間、私はそのホームページに載っている話に釘つけになった。 この話を彼にも教えたい―。そう思った時には毎日のように彼に話した。 一年が過ぎて、私の中には永遠の愛についての話しかない。 彼が違う話題を振られても、私は興味が無い。 二人とも働いてたから会えない日があった。 だけど、私は彼にあの話をメールで話した。 私はこの話を信じてほしくて、彼となら永遠の愛が創れる、そう思ったの。 私は思った。 《愛とは人間のカタチ》 《永遠とは人間の理想》 そして、思うの。 《永遠の愛は人間の理想のカタチだって》 それから彼は狂った。 堕ちていく彼を見るのは辛かったけど これは永遠の愛を創るためなら仕方のないものだと思うの。
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