幻想入り

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うつらうつらした頭から段々意識が覚醒していく…。 「……………。」 辺りを見渡すとそこは一面の原っぱだった。 「ここはどこ?」 少年(これ以降は零)はまた辺りを見渡すがやはり原っぱしかない。 「しかし…なんでこんなところにいるんだ」 零は思い出せる範囲で考えてみることにした。 「たしか…いつもどうりパソコンして寝ていただけだが…」 それ以降はまったく記憶がないようだ。 「うーん…まぁ悩んでもどうせわからないし、先に人を見つけたほうがいいだろう」 零は立ち上がると、太陽がある方に歩き出した。
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