幻想入り

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「…き……だ……」 なにかきこえる…。 「君!!大丈夫か!!」 零は目を開くとそこに一人の女性がいた。 「良かった~。きがついたのか。どこか痛いところとかないか?」 女性は零を心配そうにみてきた。 「あんたは誰?」 零が質問すると 「ん?あぁ自己紹介が先だな私は上白沢 慧音だ」慧音ははっきり答えてくれた。 「よろしく慧音、俺は零だ。あとお礼がおくれたな、ありがとう。」 「いや、なにごともなくて良かった。」 返事を返そうとしたが、また頭痛におそわれた。「くっ……。」 零は少し頭をかかえた 「大丈夫か!」 「ああ…大丈夫だ問題ない」 と、返して慧音の方をみると 「なんだ…これ」 零は奇妙なものがみえた。 慧音の頭の上に゛上白沢慧音゛とゴシック体で書かれた文字が浮かび上がっており慧音の左には゛好感度+10といった数字が浮かんでいた。 「本当に大丈夫か?」 慧音がそういうと+10が+11に変わった。 「これはもしかして…相手の好感度が確認できている?」 そういうと慧音は 「君は能力を持ってたのか?」 「ああ…さっき発現したばかりだが名前と好感度がわかるらしい」 「そうかそれだと、゛好感度を操る程度の能力゛が妥当かな?」 慧音はそういった。
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