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レストランに着き、食事していると犬飼さんからお決まりの質問が来た。
犬飼「あの…奥様に怒られないですか?」
私「アハハ。怒られるでしょうね。こんな可愛い人と車に乗って食事に来てるんですから。あっ、もしかして奥さんに言うつもりですか?」
犬飼「す、すみません。」
私「内緒じゃ駄目ですかね?」
犬飼「解りました。」
私「私が一方的に誘ったんですから私が悪いんです。アハハ、けど嬉しい気持ちのほうが強いかも。かえってご迷惑でしたよね?」
犬飼「そんな、そんな事ないです。」
フォークギターの生演奏や薄暗い店内の雰囲気に、一つひとつの言葉が甘くエキゾチックなものに変わっていく。
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