松橋 恵子

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私は深追いせずに財布から千円札を出し、彼女に手渡す。 松橋「千円からお預かりします。」 ピッ、ピッ、ガシャーン。 松橋「181円のお返しです。」 この間も私はドキドキだ。 理想的な彼女がレジ打ちしてくれるのだから。 お釣りを受け取る時に彼女の手に触れたかったが、それじゃあヤラシイし、先を急ぐと駄目だと思い、手のひらを用意しお釣りを受け取る。
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