第二幕

6/14
前へ
/163ページ
次へ
襖を開けると そこは地獄でした。 「晋兄…大丈夫?;」 思わず私は聞いてしまった。 それほど高杉の姿が酷かったのだ。 ボサボサになった髪… 痣だらけになった顔… そして何故か 上半身裸… 何があった…? そもそも晋兄が ここまでされたのって 途中で部屋を出て行って 稔麿を止めなかった 私が悪いのかな…?; 「ウゥッ…り~あ~!!!」 「っ…!!///」 高杉はおもいっきり莉亜に抱き付いた。 無理無理!! 晋兄! 今裸(上半身だけ)でしょ?!/// 私だって 一応女なんだよ?!// ちちち近い近い! ししし晋兄の むむむむ胸が…!/// ってか、すっごく 筋肉ついてる… 私を抱き締めてる腕も すごくガッシリしてるし 腹筋すごいし… カッコイイ~/// じゃなくてっっ!// これじゃあ ただの変態じゃない!// とにかく晋兄を離さないと;; 後ろから かなりの黒い空気を感じる…; 早くしないと 絶対危ない; いや、もう手遅れかも…; それでも! 「晋兄っ!」 離れてもらわないと 「とにかく!」 私の心臓が保たないよぉぉぉ!!!!/// 「離れよう?!」 .
/163ページ

最初のコメントを投稿しよう!

458人が本棚に入れています
本棚に追加