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斎藤
「む…?いきなり黙ってどうかしたのか?」
永倉
「何でもねぇよ!なぁ、左之?」
原田
「あぁ!何もねぇよ!な、平助?」
藤堂
「えっ、うん!何もないよ」
斎藤
「ふむ…そうか。ならいいが…」
沖田
「あっ、こんなことをしている場合じゃ…甘味が僕を呼んでいます!早く行かなければ!」
沖田は走って道場を後にしようとする…が、斎藤に捕まった。
沖田
「離して下さい!一さん!」
斎藤
「それはできぬ」
沖田
「甘味達が僕を呼んでいるんですよ!」
斎藤
「甘味は喋らぬ」
沖田
「僕には聞こえるんですぅ!」
斎藤
「それは凄い…じゃなくて、駄目だ。早く巡察に行け。隊士達が門の前で待っているぞ」
斎藤さんって…
天然って言うか…
なんていうか…
マイペースだよね…。
なんか可愛いし(笑)
沖田
「嫌です!」
斎藤
「駄目だ。行け」
沖田
「嫌ったら嫌ですぅぅ!」
斎藤
「ならば俺が連れていってやろう」
そういうと斎藤は
沖田の襟首を掴み
ズールズールと
引きずっていった。
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