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吉田
「別にいい…」
莉亜
「なっ、何で?!知りたいって言ってよ~!ねぇ、知りたいでしょ?!」
莉亜は、吉田の肩を掴み、ガクガクと容赦なく揺さぶる。
吉田
「ウッ…キモチワル…;;わ、分かったから…;;知りたい。知りたい。すっごく知りたいから;;」
吉田がそう言うと、莉亜はニパッと笑い、吉田の肩から手を離した。
吉田
「き…気持ち悪かった…;;」
莉亜
「あのねぇ…」
そんな吉田を全く気にする事なく、無視し、話出す莉亜。
莉亜
「ある時、情報を探ろうと、土方の部屋の天井裏で土方を監視していると…土方が何か一冊の冊子を持って、部屋をウロチョロしていたから、気になって監視を続けていたら、箪笥を開けて、中に入っていた袴の下に隠したから、あれは何か大事な情報に違いない…と思って、機会を見計らって見てみたら、なんと豊玉発句集という句集でした。ちなみに書いた人は豊玉さん。豊玉さんとは、もちろん土方…。私は土方の弱点を見つけたのでした。チャン♪チャン♪」
話終えた莉亜は、満足げであった。
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