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朔次郎
「お待たせしましたっ!ってあれ?莉亜さん。この人は誰ですか?」
朔次郎は首を傾げて、莉亜に聞く。
莉亜
「フフッ…彼は吉田栄太郎…私の友人ですわ。朔、ご挨拶なさい」
朔次郎
「はっ、はい!…初めまして!佐野朔次郎です!」
吉田
「ふぅん…」
朔次郎の挨拶に、吉田は興味が無いようで、素っ気なく返す。
莉亜
「栄太郎…挨拶をされたのだから、しっかりなさい。失礼でしょう?」
吉田
「何かその喋り方気持ち悪い…」
吉田はボソリと呟いた…が、莉亜には聞こえていたようで、莉亜は吉田を睨んだ。
しかし、すぐにニッコリと笑って、朔次郎に体を向けた。
莉亜
「ごめんなさいね。栄太郎ったら、昔から人見知りが激しいのよ;;だけど、悪い人じゃないのよ?根はとても良い人だから、心配はいりませんわ」
朔次郎
「はっはい!」
莉亜はフフッと微笑み、朔次郎の頭を優しく撫でた。
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