第二幕

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「ん?あぁ…わりぃ、わりぃ」 「し~ん~さ~く~?」 「!!!」 「そんなに俺を怒らせて…晋作は俺を怒らせるのが好きなのかなぁ?」 やっぱり遅かったぁぁぁ!; 「えっ;あ…いやぁ;;」 「いやぁ…何?」 「いや、だからその…莉亜の抱き心地が良くて…つい;;」 「あ゙ぁ?莉亜の抱き心地が良くて“つい”だと?」 吉田は高杉の胸倉を掴む。 「なっ…お前だって男なら分かるだろ?!莉亜を抱き締めてるとさぁ…胸がギューってあたんだよ♪こりゃもう離せねぇだろ♪」 「っ…!!///」 と言う高杉に莉亜は 顔を赤く染め 吉田は何故か機嫌がよくなり 高杉と意気投合していた。 「さっすが晋作♪分ってるじゃん」 「だろだろ?あいつ胸でけぇからさぁ♪気持ちよくて」 「そうそう!!で、顔を赤く染めてる姿もすっごいそそるし」 「上目遣いで見てくるのも、ありゃあたまんねぇなぁ♪」 「あとさ、はだけた着物から谷間が見えたり♪」 「はだけた裾から足が見えたり♪」 「「最高だよね(な)~♪」」 ………………。 ワイワイと 莉亜の体についてを 語る二人には 後ろからものすごい 殺気を向けられている ことに気がつかない。 「だよなぁ♪」 「襲いそうになるんだよ~」 「稔磨も大変だなぁ」 「ホント、理性保つのがさぁ」 「稔磨~?晋兄~?」 「「っ…!!;」」 .
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