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吉田
「莉亜が男の頭を撫でるなんて…」
吉田はビックリしたようで、目を見開いていた。
吉田
「しかも、あの壬生―モガッ!!…」
莉亜は咄嗟に吉田の口を塞いだ。
莉亜
「今、何を言おうとした?答え次第では怒るからね?」
ボソッと、朔次郎には聞こえないように、吉田に言う莉亜。
吉田
「ただ、しかもあの壬生浪なんかの頭を…って言おうとしただけだよ」
吉田も小声で、莉亜の質問に答える。
莉亜
「そんなこと言うなっ!」
朔次郎
「???」
先程からボソボソと言い合いのような会話をしている莉亜と吉田に、朔次郎はわけが分からず、頭にたくさんの"?"を浮かべていた。
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