第二幕

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―ゾクゾクッ ようやく莉亜の殺気に 気付いた二人は あまりの殺気に身震いした。 「こんの変態!!」 ブスッと二人に 莉亜の言葉の矢が刺さる。 「助平!!」 ―グサッ 「「うっ…;」」 「最低男!!」 ―ザクッ 「「うぅっ…;」」 「大っっ嫌い!!」 ―グサグサッ 「「(泣)」」 それだけを言い残して 莉亜は部屋を飛び出した。 二人だけになった部屋は シーン…としていた。 そして二人の溜め息が 重なり… 「「嫌われた…」」 と、同時に呟いた。 .
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