第一幕

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「この殺し方に綺麗な切り口…最近、京に出没している人斬りの紅蝶に間違いありませんね」 「ケッ…面倒な仕事が増えるぜ」 「まぁまぁ…それより、紅蝶さんかぁ」 沖田は目をキラキラと輝かせた。 「すっごく強いですよね!あぁ、是非手合わせ願いたいものです♪」 「馬鹿言うんじゃねぇよ…まっ、いくら紅蝶でもお前には適わねぇだろ」 「僕ってそんなに強いですかぁ?いやぁ、照れますねぇ♪」 沖田はポッと顔を赤く染めた。 「(めんどくせぇ…!!;)…とにかく、さっさと後始末すんぞ」 「はぁい♪」 二人はせっせと後始末を終わらせ、屯所に帰った。 .
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