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「あぁ!!ムカツクムカツクムカツクムカツクムカツクムカツクムカツクムカツクムカツクムカツクムカツクムカツクムカツクムカツクムカツクムカツクムカツクムカツクムカツクムカツクムカツクムカツク」
「・・・・・・」
怖い怖い怖い怖い。
そして言いながら蹴っ飛ばしてくるの止めてほしい。
「ふふふ。乃斗? 私どうしたらいい? 乃斗とデートしてた女を殺してやりたいのよ」
「・・・・・・」
そんな恐ろしい事を質問しないでくれ。
後、猿轡をされてるから返事出来ないし。
「なんとか言いなさいよ。乃斗から・・・殺っちゃうわよ?」
理不尽、理不尽過ぎるよこの人。
「私は乃斗にもムカついてるんだから」
気づいて、今の俺は言葉にならない音と涎しか出せないって事に。
「・・・仕方ないわね」
早姫姉がそう言いながら猿轡を外してくれる。
いや、外してくれるって表現もおかしいか。だって早姫姉が自分が装着したんだから。
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