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「ふーん」
「そ、そういう事だから」
「漏らしちゃってもいいんじゃない?」
「!?」
西條さん? 今とてつもなく恐ろしい事を言いませんでしたか?
「乃斗ピョンのなら私全然掃除してあげるよ?」
「そういう問題じゃないような気がするけど」
男としての尊厳が木っ端微塵に砕け散っちゃうから漏らすのは勘弁。
ていうか、西條の今の発言はちょっと重い言葉の様な気がするのは俺だけか?
「ふふふ。嘘だよ乃斗ピョン。早くトイレに行っトイレ」
「だ、だよね」
つまらない西條の駄洒落を聞いてひと安心。
「乃斗ピョンが戻って来るまで選ぶの待ってるからさ」
ひと安心出来なかった!
「ほらほら早く行っトイレ」
※※※
トイレから戻り、西條に正直に恥ずかしいという事を伝えて、なんとか危機を回避出来た。
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