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「ゲーセンにはよく来るの?」
「ふふん。最早私の庭と言っても過言じゃないね」
どうやらゲーセン大好きっ娘らしい。
「さぁ入るよ乃斗ピョン!!筐体が私達を待ってるぜ!!」
いつもより3倍高いテンションの西條の後を歩き店内に入る。
そこかしこから聞こえるゲームの音。
かなりの音量だけど、不思議と嫌いじゃない。
「乃斗ピョン、あれやろうぜ!」
と、西條が指差したのは今人気の格ゲー。
「私の強さの前にひれ伏すがいい!」
「そこまで挑発されたら、やるしかないか」
最近こういうゲームはやってないけど、中学時代はちょくちょくやってたから、感覚を思い出せばなんとかなるはず。
西條と対面同士に座り、ゲームスタート。
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