突然の別れから。

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『うっ…菅…』 菅の葬式が終わり、俺は雨が降っている中公園のベンチに座って菅の写真を握っていた。 『何でやねん…何で菅が死ななきゃならへんや…』 それは、一週間前の話になる。いつものように、収録が終わってからの話。 『宇治原~疲れた~』 『お前な…疲れたって…お前は子供か』 『だって~あ~足痛い、おんぶしてや~』 『だから、子供か!!お前は!!』 なんて会話をしていると。 菅が突然… 『じゃ…明日、お前んち行ってええか?』 『俺んち!!』 『うん。だって、遊びたいし…一緒に居たんや。』 『…わかった。』 『わ~い。』 『だから、子供か!!』 そして 次の日。 菅が来る為。部屋の掃除をしたり、買い出しをしたり準備をしていた。 『えっと…12時やな。』 俺はウキウキしていた だって、菅がくるやから。一緒にいるのが楽しんだ。 しかし。一向にこない。 『何やってんや、あいつ…』 俺は心配になっていた時だった
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