1*ツツモタセ

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そう言って涼介が 服のすそに手をかけた時、 彼の携帯がピルピルピル~と 陽気な音をたてて鳴った。 「はいはい、コンビニ行ってました。すんません、『ヤンジャン』買ってすぐ戻ります」 なんて話してから 涼介は電話を切り、 俺の体にバスタオルをかけた。 「もう戻るわ」 「うん」 「また来てもいい?」 「いいよ。俺もまたストーカーしていい?」 涼介は何も言わず、 代わりに俺の肩を ポンと叩いて、笑った。 .
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