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「――おーい、翔くん。」 「‥はいっ!って、え?」 すぐ近くに慧くんの顔。 「あ、起きた。しゅんー!」 なんでベッドに居るのか、この部屋はどこなのか、そもそも落ちた後どうしたんだろう。 「あの、慧く「起きたんだ。良かったね」 椅子に座ってる彼。 あの格好的にペガサスナイトだろう、きっと王族の兵士とか。 (ってか、顔濃いっ!まつげなが!) 「紹介遅れまして申し訳ございません。ヤハウェのペガサス隊、隊長を勤めさせていただいてます旬です。今回、皇子のお供をする事になりましたので以後よろしくお願いします。」 「あ、はい‥。」 なんというか気難しそうな雰囲気で、慧くんと真逆な‥ 「旬、いつもが良い。翔くんびびってるし。」 「否でも仮にも王族にタメ語は‥」 「大丈夫、ね?」 「あ!うん。大丈夫」 現に慧くんは(勝手に)タメ語なわけだし、
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