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「おいっ、まだ電気は回復しないのか」
かける相手が見えず、大きな声をだす
しかし、返答がないのは分かっていた
先程から声をかけ続けているが答えた者はだれもいない
しかし、今回だけは違った
「回復はしませんよ、予備電源も全て破壊させて頂きましたから」
男の声に振り返るが、そのまま気を失った
声の主に気絶させられたのである
「ふむ、クイーンの調査通りのようですね」
暗闇にも関わらず軽い足取りで、進む
その耳元に
《私を誰だと思っているのかしら?》
「信頼してますよ。そろそろ、動きますよ?」
《あいよ、準備はオッケーだぜ》
《こっちもね》
「では、派手に開戦の合図をあげるとしましょう」
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