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「紛れも無く怪盗ですよ」
「まぁ、なんでも屋に近い事もするけどな」
「なんでも屋?」
女性が笑いながら聞き返せば
「まぁ、近いですね」
「殺しもするわ
だって赦せないから、貴方達みたいのが平然と生きているのがね」
「怪盗じゃない・・・」
ゼブラは今にも泣きそうな、それはそれは見るに耐えない顔だ
「怪盗ですよ、間違いなく」
「怪盗が必ずしも綺麗とは限らないものよ」
そう笑みを浮かべた女性を見たのがゼブラにとっての最後であった
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