飯塚先生のやり方

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  「信」   「真貴さん」     真貴と、再び付き合い始めてから信人は、屋上で過ごす事が多くなった。     そして、時には…   トイレの中で、身体を繋げるようになっていた。     「あぁ…あぁあ…」   「信、久しぶりの、オレのモノはどうだ?」   「いい…気持ち、いい…」    信人は、すっかり以前に付き合っていた時のようになり、毎日、朝から帰る時まで真貴と一緒にいた。       「信、好きだ」   「真貴さん」     キスも、校内で、わりと頻繁にするようになっていた。       ところが、ある日…その様子を飯塚先生が目撃してしまった。     「あれは…確か、3年の羽田 真貴か。最近、見ないと思ったら、そういう事だったのか…」   その時の、飯塚先生の表情が怖かったのは言うまでもない。    
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